みなさんこんにちは!ミックマックです。
今朝、とても素敵な記事をフェイスブックで見つけました。
与論島の美しい海を守るための活動についての動画です。
最初は、海に流れ着いたペットボトルなどのごみを一人で拾っていたそうです。
活動を続けるうちに、どんどんごみ拾いの輪が広がっていき、
ごみ拾いに3000人の参加者が集まったくれるまでになったそうです。
それだけにとどまらず、『拾い箱』を設置しました。
これは、海岸で拾ったごみをだれでも入れれる箱です。
これの回収については、行政と連帯して取り組んでいるところもステキなところだと感じました。
この『拾い箱』を設置した経緯も非常に素晴らしいと思いました。
☆ごみを拾う人?☆
最初、与論島のごみ拾いを一人で始めた池田さん。
海岸のごみ拾い活動をコツコツと続けるうちに
年間で3000人の方がごみ拾いにさんかしてくれようになったのですが、
いつしか池田さんは『ごみ拾いの人』と呼ばれるようになったとのこと。
ここに違和感があったと語られていました。
そもそも、ごみ拾いは誰がすべきなのでしょうか?
これは、ある特定の誰かの役割ではなく、大人から子どもまで、誰がしてもいいのだと思います。
つまり、『ごみ拾いの人』と呼ばれるということは、
『ごみ拾いの人じゃない人』もいるということです。
ここで重要なのは、多くの人は『ごみ拾いの人じゃない人』だと思っているし、
『私は、ごみ拾いの人じゃないから、ゴミは拾わなくていい。』
という考えにもなってしまいそうです。
☆ごみ拾いはみんなの仕事☆
宇宙船地球号という言葉を聞いたことがありますか?
これは、建築家で思想家のバックミンスター フラーという方が提唱した考え方です。
要するに、僕たちは地球人として宇宙船地球号に乗っている乗組員だ。
というようなイメージでとらえて頂けるといいかと思います。
つまり何が言いたいかというと、
僕たちは宇宙船地球号の乗組員として、
船の中が汚れたら、掃除をするのはみんなの仕事という風に思うんです。
自分の家が汚れたら掃除をするのは家の人の仕事です。
同じように、宇宙船地球号が汚れたら、掃除をするのはその乗組員の仕事ですよね?
まずは、宇宙船地球号を汚さない。つまり、ポイ捨てはせずに適正なごみの処理をするのが第一。
その次に、汚れてしまった船をキレイにするというのが大切だと思います。
☆ごみ拾いを日常へ☆
ごみ拾いというと、地域のクリーン作戦を思い浮かべるのではないでしょうか?
年に何回かの特別な行事という感じでしょうか?
もちろん、こういった地域のクリーン作戦も大切だと思います。
しかし、もっとごみ拾いを個人的な活動に広げていくべきではないかと思うんです。
そして、個人がごみ拾いをするための仕組みも整ってきています。
例えば、PIRIKAというアプリ。
これは、『ごみ拾いSNS』で、個人・団体を問わず、スマホのアプリを通じて
自分がごみ拾い活動をした様子をみんなでシェアできるというアプリです。
僕個人も、このPIRIKAを利用して子どもたちと、家の近所のごみ拾いをしました。
それは、微々たる活動かもしれませんが、
そういった活動を通じて、コツコツと活動を続けていくしか、
よりよい地球環境を維持していくための道はないと思います。
つまり、今後、環境保全に関する技術が爆発的に進歩して、
今の地球環境を劇的に改善してくれるようなことはないと思います。
(たとえば、海洋プラスチックごみを一気に吸い取ってるれる装置とか。)
もし、そのような技術ができればそれはそれで、いいことです。
しかし、そのような技術に頼るのではなく、
本当に開発するべきは、僕たち一人一人の環境意識の方だと思うんです。
ごみ拾いを通じて、少しづつごみを拾うのと同時に
ごみを捨てるということはどういうことか?
こういうことについてもみんなで考えていければいいと思います。
おなじ宇宙船地球号の乗組員として。
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