最近料理を始めた。前々から、料理に興味があった。
料理を始めるという意味は、言いかえると「誰かのために料理を作ることを始めた」という意味である。
現在36歳。遥か昔のことだが、約15~16年前は、一人暮らしをしていた。その時に、一応「自炊」というものをしていた。自炊は『自分で炊く』と書く。つまり、自分で自分のご飯を作るという意味だ。
そういう意味で、この度『料理』を始めたのには理由がある。それは、作った料理を食べてもらう相手がいるということだ。
現在、一人の妻と、二人の子どもの4人で暮らしている。
このご時世、『一家の大黒柱』として、一馬力で家族を支えるというわけにもいかず、妻も保育士として働いてくれている。
現在、日本は慢性的な保育士不足だ。
保育士が足りていないので、その分、保育士一人にかかる仕事量も増えている。
ウチの妻も例外ではない。ほぼ、定時で帰ることはできない。
そんなわけで、僕が夕ご飯を作るという流れになった。
子どもたちのお迎えに行き、家に帰ってから夕食の準備をする。
子どもたちのお迎えに行き、家に帰ってから夕食の準備をする。
料理を作ること自体は好きである。
ただ、おいしいかどうかはわからない。
家族の中で自分にできることは何か?と考えた時に、
とりあえず、料理を作れば、みんなが助かるのではないか?
そんな風に思ったのである。
つい昨日のこと。
クックパットで調べた和風パスタを作った。
作り方は簡単。
パスタをゆでる。その間に、ウインナーと、ほうれん草としめじをオリーブオイルで炒める。
下味をつけて、ほうれん草がいい感じでしなり、色合いが鮮やかになったところで、ゆであがったパスタと、ゆで汁を加える。
そこに、麺つゆを加えるのである。
きっとおいしいと言って食べてくれるだろう。
そう思って、子どもたちの前に、作ったパスタをお皿に盛って出した。
これが大不評。
僕はおいしいと思ったのだが、子どもたちはというと口をそろえてこう言う。
『いつものやつは?』
いつものやつ???あっミートスパのことか。。。
やっぱりパスタはミートにかぎる。
ちなみにこの和風パスタ、妻はおいしいといって食べてくれた。
でも、いつか子どもたちを見返してやる。
ということで、こんな本を買ったのでした。
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