皆さんこんにちは、岡山でごみの収集をしております
ミクロなごみからマクロなごみまでミックマックです。
少し前に、スターバックスや、マクドナルドでプラスチック製のストローの使用を禁止するというニュースが流れました。
他にも、プラスチック製の製品の使用をやめようという動きが広がっています。
この背景っにある問題って何かご存知ですか?
これには『海洋プラスチック問題』が大きくかかわっています。
海洋プラスチックごみとは、海にごみとして流れ着くプラスチックごみのことで、例えばペットボトルやレジ袋などがあげられます。
これの何が問題なのか?
それは、海を長年漂流しているプラスチックごみが有害物質となり、海洋生物に悪影響を与えるという点です。
例えば、海に捨てられたプラスチック製の網。この網に、海鳥が引っかかってしまいおぼれて死んでしまうということが起こりました。
また、ウミガメの胃の中から、数百種類のプラスチックの破片が見つかったりしました。
人間が捨てたごみが原因で海の生き物が死んでいく。
これって悲しいことです。
さらに、悪影響があるのは海洋生物だけではありません。
海に流れ着いたプラスチックごみは、長い年月をかけ、海を漂ううちに劣化し、『マイクロプラスチック』というものに変化します。
これは、プラスチックが、5ミリ以下の小さなプラスチックとなります。
これを、魚などの体の中に入ることで、有害物質を蓄積することになります。
その魚を人間が口にすると、人体にとっても悪影響となりますね。
プラスチック製のストローを使うのは人間だけです。
ということは、それを捨てるのも人間だけ。
人間が廃棄したストローが、自然界を循環し、まわりまわって人間に害を与えるようになる。
プラスチックストロー問題は深刻です。
ですが、コツコツとできることから始めないといけませんね。
よりよい、未来のために。
エコ川柳
「ストローが まわりまわって 人体に」
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