みなさん、こんにちは。
日々、新型コロナの感染者数は増加しており、不安な日々をお過ごしかと思います。
僕自身も不安です。
そんな中でこんな記事を見つけました。
これは僕が尊敬するごみ収集作業員のマシンガンズ滝沢さんが書いたものです。
ごみ収集員目線でコロナウイルス以降の現状を書いています。
これは、一市民として、とても興味深く読ませて頂きました。
とくに最後の文章が考えさせられるなぁーと思いました。
”非日常が与える生活に人々もまた普段と違う行動を取れば、混乱が生まれ、さらなる非日常が訪れる。そうならないためにも自分の取った行動が、他者にどのような影響を与えるかを考えることが節度だと思う。見えないものに対して思いやりを持つことが、ほかの誰かの手を必要以上にわずらわせないことにつながり、今置かれている現状に対抗できる武器になるのではないか、とごみ収集の現場で考えている。”
☆いろんなツケが回ってきている気がする☆
コロナウイルスが新型コロナウイルスになってからというもの、僕たちの生活はいろんな面で大きく変わっています。
だいぶ大きなことを言います。
これは、地域、日本、国を飛び越えて、僕たち人類に与えられた課題ではないでしょうか?
僕たち人類は、ここ80年ほど、どんなふうに生きてきたのでしょうか?
かくいう、勉強があまりできないもので利口なことは何も言えません(笑)
ですが、そんな僕にも言えるのは、「大量生産・大量消費」を繰り返してきたのだと思います。
この「大量生産と大量消費」ってつまるところどういうことか。
これは僕の意見ですが、「私利私欲」ということではないかと思います。
つまり、「もっと欲しい」「もっと売りたい」「我先に、我先に」というようなことです。
少し、きつい言葉を使うとするなら、「自分さえよければ・・・」の心だと思うんです。
もしそうだとするならば、僕たち人類は今後も同じように歩んでもいいのでしょうか?
もしくは、一度立ち止まって、冷静に物事を見直した方がいいのでしょうか?
☆マイクロプラスチックとコロナウイルスの共通点☆
新型コロナの影響で、最近はニュースにならなくなったマイクロプラスチック。
この問題の本質ってなんでしょうか。
これもつまるところ、「自分さえよければ・・・」の心だと思うんです。
マイクロプラスチック問題とは、ペットボトルやレジ袋などのプラスチック。
これが、環境中に流出することで生態系に悪影響を及ぼすというようなことです。
では、なぜ、プラスチックが環境中に流出するのでしょうか?
それは、「正しく廃棄されないから」です。
もちろん、プラスチック製品そのものの問題点はいったん置いておいて、
プラスチックが正しく廃棄されないのは、ちゃんと捨てない人がいるからです。
つまり「ポイ捨て」です。
このポイ捨てはイコール「自分さえよければ・・・」だと思うんです。
これは、ポイ捨てだけではありません。
これまで、人類が近代化を歩んできてから様々な「自分さえよければ・・・」を繰り返してきました。
このコロナウイルスに関してもそうではないでしょうか?
例えば、薬局のマスク。
ニュースでは、お客さんから店員さんに対しての度を越えたクレームが相次いているとのこと。
だけど、考えてみると、店員さんだって、同じ人間です。家に帰れば家族だっているし、コロナウイルスに対しての不安を抱えているんです。
不安なのはみんな同じ。
「自分だけが不安」じゃないんです。
自分も不安だし、自分以外の名前も知らないあの人も不安なんです。
☆”自分以外にやさしく”がこれからのキーワード☆
「自分さえよければ・・・」
僕も含めて、そんな風に生きてきたこれまでの生き方を一度考え直す時期が今ではないでしょうか?
それはどういうことかというと、
「自分さえよければ・・・」
ではなく
「自分以外の何かのために・・・」
じゃないかと思うんです。
例えば、コロナウイルス。
仮に自分の周りに5人の人がいて、自分以外の5人の人がコロナウイルスに感染したとします。
するとどうなるでしょう。間違いなく、自分も感染すると思います。
そうなったときに、自分がいかに感染しないかと考え、不安になり行動しているのが今だと思うんです。
そうではなく、自分以外の5人をいかに感染させないように行動するか。
こういう行動が問われているのではないでしょうか?
何が言いたいのかというと、つまりこういうことです。
感染者の真ん中で、自分だけ感染せずに生きることは不可能です。
不安な人の真ん中で、自分だけ安心して生きることは不可能です。
困っている人の真ん中で、自分だけ成功して生きることは不可能です。
問題を抱えている状況の中で、自分だけ幸せに生きることは不可能です。
だけど、
幸せな人の真ん中でなら、自分も幸せに生きることは可能です。
あなたにとってホントの幸せってどういうことですか?
新型コロナウイルス以降の生き方について、
ひとりひとりが考えていく時が来たのかもしれませんね。
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